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19年比34・2%減の181万7500人 3月の訪日外客数、急激な回復進む

日本政府観光局(JNTO、蒲生篤実理事長)は4月19日、3月の訪日外国人旅行者がコロナ前の2019年同月比34・2%減の181万7500人だったと発表した。順調に回復を進めるなかで、前月3月からさらに34万人の増加。昨年10月の個人旅行の再開以降、最高数値を記録した。

米国が同15・0%増となるなど主に欧米豪や中東など急激な増加・回復をみせる国・地域が多く、全体を押し上げた。前年の22年同月比では2648・7%増と急速な回復となった。

航空路線の定期便は増便・副便が進むが回復途上であり、19年の水準までの回復には遠いものの、今後の回復は進むとみられ、JNTOでは国内での受け入れ体制強化や誘客への取り組みを進めるとしている。

1―3月までの累計は19年比40・5%減の479万300人。

3月の出国日本人数は同64・0%減の69万4300人だった。徐々に増えてはいるが、依然として訪日客に比べ回復の遅れが目立っている。

インバウンド

回復はいよいよ本格化
(写真はイメージ)

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