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4―6月期の訪日外国人旅行消費額は1兆2052億円 コロナ前の水準まで回復

観光庁は7月19日、4―6月期の訪日外国人旅行消費額(1次速報)はコロナ前の2019年同期比で4・9%減の1兆2052億円と推計、発表した。訪日外国人旅行者数の回復が進み、ほぼコロナ前の水準まで持ち直してきた。

国籍・地域別では台湾の1739億円がトップで全体の14・4%を占める。次いで米国1733億円で、中国は1515億円で3番手ながら着々と回復している。以下、韓国1429億円、香港916億円と続く。台湾と米国からの訪日客増加が目立つ。

費目別の構成比は宿泊35・0%、買い物代25・2%、飲食費24・0%の順。19年と比べて宿泊費のシェアが増え、中国からの旅行者が戻りきらず買い物代の比率が減少した。

訪日外国人一般客1人あたりの旅行支出は同32・0%増の20万4509円。国籍・地域別では英国の35万8888円がトップで、中国、オーストラリアが続く。宿泊費、交通費は英国、飲食費はフランス、娯楽等サービス費はオーストラリア、買い物代は中国が最も高い。

インバウンド

ついにコロナ前の水準まで戻る
(写真はイメージ)

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