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19年比14・4%減の215万6900人 8月の訪日客、コロナ禍前の8割強まで戻る

日本政府観光局(JNTO、蒲生篤実理事長)は9月20日、8月の訪日外国人旅行者がコロナ前の2019年比で14・4%減の215万6900人だったと発表した。3カ月連続で200万人超え。回復率が前月を上回り、コロナ禍後初の19年比8割超えとなった。

23市場のうち13市場で19年同月を上回り、回復は上々。なかでも東アジアでは香港、東南アジアではインドネシアやフィリピン、欧米豪中東では米国やカナダが好調で全体の回復率を押し上げた。また、国際線定期便の運行便数がコロナ前の約6割まで回復したことも後押しになった。

1―8月までの累計は19年比31・4%減の1518万9900人。

8月の出国日本人数は19年比で43・1%減の120万1200人だった。夏を迎え、ようやく100万人超え。回復が進んできた。

インバウンド

回復は上々
(写真はイメージ)

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