丹波篠山観光ステーションや東京シティアイ観光情報センターら5案内所が受賞 JNTO認定外国人観光案内所表彰
日本政府観光局(蒲生篤実理事長、JNTO)は2月8日、2023年度のJNTO認定外国人観光案内所の表彰結果を発表、5案内所が受賞した。
認定案内所は24年1月末現在で全国に1508カ所。表彰は顕著な実績のあった案内所を選定するもので今回で2回目となる。受賞部門は「多言語コミュニケーション・ホスピタリティ・提案力の磨き上げ」「連携強化」に加え、今年度は「リピーター獲得戦略」部門を新設した。常時英語による対応が可能な「カテゴリー3」、少なくとも英語で対応可能なスタッフが常駐しているなどの「カテゴリー2」、何らかの方法で英語対応が可能な「カテゴリー1」の認定カテゴリー別に表彰する。
「多言語コミュニケーション・ホスピタリティ・提案力の磨き上げ」部門では、カテゴリー1は丹波篠山観光ステーション(兵庫県丹波篠山市)が受賞。千代紙で四季折々の動植物を作りプレゼントするなどの独自の取り組みが評価された。カテゴリー2は四国遍路案内にの取り組みを充実させている徳島市観光ステーション「とくしま旅づくりネット」(徳島県徳島市)、カテゴリー3はオリジナル案内ファイルや急病人対応体制の確立などを図る東京都台東区立浅草文化観光センター(東京都台東区)がそれぞれ選ばれた。
「連携強化」部門はオーバーツーリズム緩和へ全国の「小京都」と連携する東京シティアイ観光情報センター(カテゴリー3、東京都千代田区)を選定。「リピーター獲得戦略」部門は口コミ活用で旅を提案する城崎温泉ツーリストインフォメーションSOZORO(カテゴリー2、兵庫県豊岡市)が選ばれた。
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