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1―3月期の訪日外国人旅行消費額は19年比52・0%増の1兆7505億円 コロナ前を大きく上回る

観光庁は4月17日、1―3月期の訪日外国人旅行消費額(1次速報)はコロナ前の2019年同期比で52・0%増の1兆7505億円と推計、発表した。前年同期比では73・3%増。コロナ前を大幅に超える水準で推移しており、インバウンド市場の好調ぶりがあらためて示された。

国籍・地域別では中国の3526億円がトップで全体の20・1%を占める。次いで台湾2512億円、韓国2379億円、米国1716億円と続く。各国・地域とも軒並み上昇している。

費目別の構成比は宿泊32・1%、買い物代29・2%、飲食費21・7%の順。19年と比べて宿泊費のシェアが増え、買い物代は比率が減少しているが、徐々に回復している。

訪日外国人一般客1人あたりの旅行支出は同41・6%増の20万8760円。国籍・地域別ではオーストラリアの37万3343円がトップで、英国、スペインが続く。宿泊費と娯楽等サービス費はオーストラリア、飲食費と交通費はスペイン、買い物代は中国が最も高い。

訪日旅行者で賑わう東京・浅草寺

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