9月24-26日、東京でJATA国際観光会議
日本旅行業協会(JATA)は9月24-26日、東京・有明の東京ビッグサイトで「JATA国際観光会議・世界旅行博」を開く。
国際観光会議では寺島実郎・日本総合研究所理事長が「世界の構造転換とツーリズム産業の行方」をテーマに基調講演するほか、インバウンドセッションでは小田貞彦・加賀屋(石川県和倉温泉)会長らが地方への集客や地域ブランディングへの取り組みについて報告する。
今年の世界旅行博には130カ国が出展し、日本からの海外旅行を促す。
JATA国際観光会議・世界旅行博は24日を業界関係者招待日、25、26の両日を一般公開日として開催する。
寺島・日本総研理事長の基調講演は24日14-15時。アジア大移動時代におけるツーリズム産業のパラダイムシフトのあり方を提言する。
24日の第2部では「旅の質」について考える。ドイツ観光局のペトラ・ヘードルファーCEOらのプレゼンテーションと、日本側パネリストが加わってパネルディスカッションを行う。クレア・トラベラーの石橋俊澄編集長らが参加する。
インバウンドセッションは25日10時30分-12時30分。加賀屋の小田会長、アド・コムグループのアンドレアス・ヨハネス・ダンネンバーグ社長、ニュージーランド政府観光局のジェイソン・ヒル局長がパネリストとして参加。地方への訪日市場拡大を図るための地域ブランディングや、ブロック単位での販売促進への取り組みなどについて報告する。
これらのほか期間中はアウトバウンド、旅行市場創出、中国ECマーケット、MICE、旅行業ITなどのテーマ別シンポジウムが開かれる。シンポジウム等参加には登録が必要。
参加費は全プログラムへの参加でJATA会員16500円。非JATA会員22500円。インバウンドセッションのみの参加は2千円。
詳細や申し込みはJATAのHPから。