語り部のカリスマに学ぶ 熊野古道で観光塾
10/10/28
国土交通省近畿運輸局はこのほど、「世界遺産・熊野の魅力―語り部と歩く熊野古道―」と題して観光カリスマ塾を開催した。観光カリスマで熊野本宮語り部の会の坂本勲生さんが塾長を務め、語り部育成のノウハウなどを伝授した。
塾には、ボランティアガイドや語り部として各地で活動している10人が参加。坂本さんからは、有償の語り部として活動するための組織作りや、語り部の質の確保に向けた取り組み、地元の小中学生をジュニア語り部として育成していることなど、様々な実践例が紹介された。
また、坂本さんと一緒に発心門王子―熊野本宮大社―大斉原(おおゆのはら)までの約7キロの熊野古道を7時間かけ歩いた。途中、坂本さんから語り部としてのアドバイスや、森林セラピストによる健康ウォークも体験した。