被災地復興に技術的支援 国際観光施設協会
11/07/13
国際観光施設協会(203会員、中山庚一郎会長=石井建築事務所)はこのほど、東京都内で2011年度総会を開いた。東日本大震災の被災地復興や、復興に伴う新たなまちづくり、施設づくりについて技術面で支援していくことなど11年度事業計画を決めた。復興支援活動費として100万円を予算計上した。役員改選では中山会長が再選された。
同協会では国際競争力の高い魅力的な観光施設や観光交流空間の創造を目指した技術的調査研究を活動の柱にしている。特に近年は、温泉地の総合的な景観形成に助言を行うなど、魅力ある温泉地づくりに力を入れており、要望があれば現地での視察、調査やフォーラム開催も検討する。
また、旅館ホテルの省エネ促進の相談業務「エコ達人村」や、外国人宿泊者に配慮した避難誘導のための統一ピクトグラムの作成にも取り組んでおり、11年度も継続する。