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「B-1」1位は「ひるぜん焼そば」 50万人がグルメ満喫

11/11/24

兵庫県姫路市で11月12、13日、B級ご当地グルメの祭典「第6回B―1グランプリin姫路」が開かれた。大会最多の51万5千人が詰めかけた今回のゴールドグランプリは岡山県真庭市の「ひるぜん焼そば好いとん会」に決まった。

「ひるぜん焼そば」は真庭市・蒜山高原で昭和期から食べられている郷土食で、特製の味噌だれ、鶏肉、高原キャベツで作られることが特徴。昨今のご当地グルメブームで注目を集め、地元でまちおこしに生かそうと取り組みが活発化。蒜山高原の名物として観光客の人気を集めていた。前回のB―1グランプリでもシルバーグランプリを受賞していた。

今大会には全国から63団体が出展。2位は岡山県津山市の「津山ホルモンうどん研究会」で、岡山勢がトップ2を独占。3位には毎回上位常連の青森県八戸市の「八戸せんべい汁研究所」が入った。被災地からも出展があり、福島県浪江町の「浪江焼麺王国」が4位、宮城県石巻市の「石巻茶色い焼きそばアカデミー」が6位と健闘した。

ご当地グルメでまちおこし―という取り組みは近年、全国的に本格化。今回の大会の入場者数も予想を上回る盛況ぶりで、2時間待ちなど長蛇の列が会場中で見られ、その人気を改めて示した。

B―1グランプリin姫路

全国から63団体が出展。
会場は活気が充満

次回は来年10月20、21日に福岡県北九州市で開かれる。

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