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日本観光振興協会が「短期観光動向調査」開始 10月から公表

12/05/25

日本観光振興協会が四半期ごとの「短期観光動向調査」を始める。消費者の旅行実績や旅行動向を調べ、観光戦略の基礎資料として関連業界にフィードバックする。今年10月から本格的に公表する。

調査は、全国10ブロックごとに前年同期との比較で来訪者の増減、消費者の旅行意向などを発表する。発地と着地の観光流動の変化、旅行者属性も明らかにすることで、ターゲットの絞込みやプロモーションの重点地域への指標となる。

トライアル調査は昨年9月から実施。インターネットを用い、15―69歳の男女4千人以上をサンプルとしている。4月に発表した3月調査の結果からは、2011年12月調査と比較し旅行意向が上昇していることがわかった。反面、旅行実績は減少し、目的地では関東、関西が高かった。北海道ブロックを例にすると発地は道内が約4割、関東が3割台ということがわかった。旅行者属性では子育て後の夫婦が約15%だった。

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