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エアアジア・ジャパンが運賃発表 成田拠点に国内3路線

12/06/20

全日空系のLCC(格安航空会社)、エアアジア・ジャパン(千葉県成田市、岩片和行社長)はこのほど、東京・六本木のイベントホールで記者会見を開き、8月に成田空港を拠点に国内線に初就航させる3路線の通常運賃などを発表した。

国内線は8月1日に就航する札幌線(1日6便)が片道4580円―1万8880円、福岡線(1日4便)が5180円―1万9580円。8月3日に就航する沖縄線(1日2便)が片道6680円―2万3080円。最低価格を、同路線に就航予定のジェットスターの運賃より安く設定した。いずれも別途支払い手数料150円がかかるほか、受託手荷物などは有料。

就航を記念した特別運賃として片道5円で販売した1万席は5月31日の発売初日に完売した。

エアアジア・ジャパンでは10月に成田から韓国のソウル、プサン線も運航を開始するほか、台湾、中国本土など日本から2―4時間圏で国際線の就航を進める。

岩片社長は「保有機を毎年5―6機ずつ増やし、5年後には25―30機体制にしたい。3年で300億円、5年で1千億円の売上を目指す」と抱負を述べた。

LCCの今後の成長の鍵としては、LCC専用ターミナルの整備や航空機燃料税の撤廃などをあげた。

成田空港から同路線と関西空港へは日本航空系のLCC、ジェットスター・ジャパンが7月3日から就航する。ジェットスターはエアアジア・ジャパンの運賃発表後に、3路線をエアアジア・ジャパンより安い運賃に引き下げた。

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