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観光立国実現へ産学連携セミナー 9月25日に京都市で開催

12/08/07

日本観光振興協会は9月25日、京都市下京区のメルパルク京都で「産学連携オープンセミナーin京都」を開く。観光立国の実現に向けて、観光のビジネスモデルの変革や観光産業の果たす役割をVISIT JAPAN大使で高台寺圓徳院住職の後藤典生さんらが示す。観光に関心のある大学生や専門学校生、観光産業の従事者らに参加を呼びかけている。

セミナーは、日本が抱える人口減少や少子高齢化という問題を解決し、地域経済活性化を実現する日本のフロンティアと観光位置づけ基調講演、パネルディスカッション、学生の研究発表を行う。

基調講演は、寺院の夜間特別拝観を京都で先駆けて実施した後藤さんが「観光にイノベーションを!」をテーマに話す。パネルディスカッションは京都大学大学院の前川准教授をコーディネーターに、京都商工会議所観光産業特別委員会の南隆明委員長、JTB西日本京都支店の杉本健次支店長、柊家の西村明美女将、ユー・エス・ジェイ営業部の村山卓部長が「観光立国実現に向けて、観光産業の果たす役割とは」と題して意見を交わす。

また、中国人インバウンド増加のための方策や過疎地での自然を生かしたツーリズムなど観光振興に関するアイデア・研究発表を京都大学や摂南大学など関西地区の5大学の学生が行う。

主催する日観協は「国が成長戦略のひとつとする観光の重要性と可能性について一緒に考えてみませんか?」と参加を呼びかけている。

入場は無料。先着順で150人を募る。参加は、日本観光振興協会のホームページEメール、ファクス(03-6222-2539)のいずれかで申し込む。締め切りは9月18日。

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