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「宗教と観光」とは― ものがたり観光行動学会が参加者募集

12/09/18

「宗教と観光」。洋の東西、時代の古今を問わず、この両者がたいへん密接なつながりを持っているのは想像に難くない。折りしも来年2013年には、伊勢神宮が20年に一度の遷宮を迎え、出雲大社も60年に一度の遷宮だ。世情がゴタゴタする今こそ、現代の最新の知見と、古来宗教も異文化も広く受け入れてきた関西風のごった煮カルチャーの視点から宗教と観光の関係性を俯瞰してみようじゃありませんか―。

という趣旨のシンポジウムが10月13日、大阪市天王寺区の應典院で開かれる。大学教授や市井の研究者らで組織する「ものがたり観光行動学会」(白幡洋三郎会長=国際日本文化研究センター教授)の第2回年次大会の一環で行われる。現在、参加者を広く募集中だ。

13日は午前中に、宗教学者で相愛大学教授の釈徹宗さんが「社会と宗教の位置関係...そして観光」と題して基調講演する。学会の総会、研究発表をはさんで、午後2時45分からは釈さんと関西の名物編集人の江弘毅さん、漫画家のハンジリョウさん、関西学院大学教授の加藤晃規さん、佛教大学教授の高田公理さんによる「ナラティブと宗教・観光のヒカリ」をテーマにパネルディスカッションが行われる。

会場の應典院は、檀家がいない、お葬式をしないという寺院で、建物は打ちっ放しのコンクリート造り。地域ネットワーク型寺院と掲げ、様々な文化活動なども展開している。アクセスは、地下鉄・谷町線の谷町九丁目駅から徒歩約7分。

開会は9時50分。17時に終了する。17時20分から、アフターパーティーも行われる(別途有料)。

参加希望者は、トラベルニュース経由で申し込むと通常3千円の一般参加費が学会員と同じ1500円で参加できる。住所、氏名、年齢、電話番号を記入してikko@travelnews.co.jpにメールで申し込む。年次大会の詳細は、ものがたり観光行動学会のHPへ。

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