観光で日本経済再生を 観光賀詞交歓会で太田国交相
13/01/17
日本観光振興協会(日観協)など観光関係22団体が主催する恒例の新年賀詞交歓会が1月16日、東京・御成門の東京プリンスホテルで開かれ、太田昭宏国土交通大臣や井手憲文観光庁長官ら来賓も含め200人が出席した。
太田国交相は「観光を伸ばすことが日本経済再生につながる。観光にとって今年を大きな飛躍の年にしたい」と話し、重点分野として外国人旅行者の拡大、国内観光の活性化、観光による東北復興支援をあげた。
このうち外国人旅行者については、昨年、領土問題などで相互交流が停滞したことを念頭に、「日韓、日中、東南アジアとの観光交流を活性化させるために、安定的に外国人に来てもらえる環境づくりをしたい」と抱負を述べた。
また、主催者を代表して西田厚聰・日観協会長(東芝会長)があいさつ。観光が内需の拡大や雇用創出に即効性があることを訴えながら、「新政権には観光における成長戦略の実現に期待したい」と訴えた。