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来秋から神戸―宮崎に航路再編 宮崎カーフェリー

13/10/23

宮崎カーフェリーが2014年秋、神戸港発着に航路を再編し、宮崎―神戸間を1日1往復で運航する。現行の大阪南港に比べて航海時間が約30分短縮するほか、高速道路へのアクセスが良く、公共交通のターミナル機能のある三宮が近いため車、旅客ともに利便性が高まるため変更を決めた。

神戸港・新港第三突堤はウォーターフロント開発の一環として現在、神戸市が整備をしているものでフェリーターミナルの新築などが予定されている。JRや阪急、阪神が乗り入れる三宮から1.5キロ・徒歩20分の場所にあり、阪神高速・京橋インターも約500メートルの至近距離に位置する。

宮崎カーフェリーは、1971年の航路開設時は神戸・青木港と宮崎県の日向港を結んでいた。1972年からは大阪南港も使用し、南九州と関西を結ぶ旅客、貨物の足としての役割を担ってきた。神戸港航路は阪神大震災以降の復活になる。

予定されている運航ダイヤは、宮崎港19時発―神戸港7時着、神戸港19時15分発―宮崎港8時40分着。神戸発便は日曜日のみ出港時間が18時15分になる(到着時間は同じ)。運賃・料金は現行のまま。

今回の航路再編について同社では、航海時間の短縮やアクセス向上のほか「宮崎港と神戸港はともに市街地に近く、市民に親しまれる地元のフェリーとして相互の交流が見込める」としている。

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