「むらおこし特産品コンテスト」入賞者を発表　全国商工会連合会

全国商工会連合会（石澤義文会長）は、各地で開発された地域特産品を表彰する「むらおこし特産品コンテスト」の経済産業大臣賞に兵庫県淡路市商工会・兵庫県線香協同組合の「日本の香りシリーズ"武士伝"」など各賞を選定した。10月16日の審査会を開き、11月21日に東京・ＮＨＫホールで発表した。

コンテストは今回で26回目。食品部門79品、非食品部門９品目が出品し、有識者ら構成する審査委員会が試食や試飲を行って審査、各賞を決定した。

経済産業大臣賞を受賞した「日本の香りシリーズ"武士伝"」は、香の産地である兵庫県淡路島の一品。マイスターによる熟練の技術を駆使し、香りに武士道の精神を込めた。

中小企業庁長官賞は長崎県対馬市商工会・株式会社ウエハラの「骨まで食べるあじ開き」が受賞。全国商工会連合会会長賞は栃木県佐野市あそ商工会・八幡そばの「佐野名物耳うどん」、大分県杵築市商工会・株式会社フードコミニュケーション・絆の「鱧椎茸ステーキ」、東京都八丈町商工会・株式会社ＡＣＲＯＳＳの「くさやチーズ」、熊本県水上村商工会・市房観光株式会社の「湯山温泉石鹸」の４品が、審査員特別賞も６点が選ばれた。