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10―12月期の宿泊旅行実施率は36.2% 日観協の短期観光動向調査

14/01/22

日本観光振興協会(山口範雄会長)はこのほど、2013年度12月調査分の短期観光動向調査の結果をまとめた。10―12月期の宿泊旅行実施率は対前年同期比で1・7ポイント増の36.2%。11年同期の40.6%には及ばないものの同年9月の調査開始以来初めて前年同期を上回った。

宿泊旅行実施率の概要は性別では女性が男性を3.4ポイント上回るが、男性の上昇幅が大きく差は前年より縮小。年齢別では50、60代のシニア層と20代学生の上昇が目立つ。1人あたりの宿泊旅行実施回数は0.52回。

一方で14年1―3月期の宿泊旅行意向率は同2.4ポイント減の39.5%で依然、低下が続く。男性は同3.2ポイント減の36.9%で低下が大きい。

10―12月期で意向が実際の旅行に結び付いた割合を示す実現率は、意向41.3%に対して実績36.2%から87.7%と算出。前年同期と比較して約10%も高く、甲信越、中部、四国、九州では100%を超えた。

調査は一般消費者を対象に四半期ごとに実施。今回のサンプル数は4506。

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