22歳は温泉入浴が無料に じゃらんRC「お湯マジ!」、初年度は大分県
リクルートライフスタイルのじゃらんリサーチセンター(JRC、沢登次彦センター長)は今秋から、22歳の人は温泉施設での日帰り入浴が無料になる企画「お湯マジ!22」を始める。初年度は"おんせん県"大分県を対象地域に11月17日にスタート。若者に旅に出るきっかけを与えると同時に温泉地の魅力を伝えていく。
「お湯マジ!」は同センターが進める若年層需要創出プロジェクトの一環。同センターは将来の旅行需要創出には若者に旅の実体験を与えることが必要として、これまでも19歳を対象にリフト券代が無料になる「雪マジ!19」など若年層行動支援プログラム「マジ部」活動を展開してきた。
今回は、同社の調査で明らかになった、初回訪問がリピート顧客化につながりやすい年齢「22歳」にターゲットを設定。温泉入浴無料化で来訪を促し、温泉地の将来的なリピーター獲得につなげたい考えだ。
今年度は大分県が舞台。県と共同で実施し、県内100カ所の温泉施設や宿の日帰り入浴が無料になる。11月17日―来年3月31日の実施期間中、利用回数は無制限という太っ腹ぶり。
利用には会員登録が必要で、10月6日から受付が始まっている。対象は1992年4月2日―93年4月1日生まれの人。スマートフォン用の「マジ部」アプリから登録する。
また、初日の11月17日にはオープニングイベントとして22歳限定イベント「お湯フェス」を別府市の北浜温泉テルマスで開く。音楽とお笑い、温泉入浴を楽しむもので、抽選で合計88人を無料で招待するキャンペーンへの応募も受け付けている。成田発ジェットスター往復航空券または大阪発フェリーさんふらわあ往復乗船券に宿泊がついたプランと、イベントのみ招待券を用意した。
応募締め切りは10月27日12時まで。詳細は「お湯マジ」公式サイトから。