15年は明るい一年に-JTB旅行動向見通し(1) 堅調な旅行意欲
15/01/05
JTBがこのほどまとめた2015年の旅行動向見通しによると、消費者の旅行意欲は堅調ですべての項目で前年を上回ると予測。訪日外国人数は1500万人と見込むなど業界にとって明るい一年になりそうだ。
総旅行人数は前年比1.0%増の3億730万人。消費増税や物価上昇を起因とする節約ムードは今年も継続すると考えられるが、旅行やレジャーなど「心を豊かにする」消費へのマインドの高さも継続すると見込まれ、旅行意欲は堅調に推移しそう。
さらに今年は、5連休のゴールデンウイークに加え、9月に5連休のシルバーウイークもあることから旅行に出かける機会に恵まれた1年となる。3月には北陸新幹線金沢開業で首都圏を中心に人の流れに変化が起きることも予想され、プラス面での変動が期待できる。
国内旅行人数は同1.0%増の2億9030万人。増加要因はやはりシルバーウイークの存在と加えて旅行意欲の高さの継続で、消費額も前年を上回ると予想される。
→15年は明るい一年に-JTB旅行動向見通し(2) 訪日客は1500万人視野に続く
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