道の駅へインターン 協定締結の跡見女子大、学生が太田国交相に意欲語る
15/05/29
跡見学園女子大学の学生が5月7日、国土交通省を訪ね、太田昭宏大臣と面談した。地方創生の拠点として国交省が位置づけている「道の駅」で始めるインターンシップへの意気込みを大臣に伝えた。
同大学では3月末、全国「道の駅」連絡会とインターシップに関する基本協定を締結した。今年度から、観光による地域活性化を学ぶ観光コミュニティ学部の女子大生をインターンシップ生として派遣する。道の駅を実学教育の場として、専任教員も指導にあたりながら、国交省道路局とともに地方創生プログラムを稼働させる。
太田大臣を訪ねた学生は「東京で生活する若者が地方の現実を肌で感じ、大学で学んできた地方活性化の理論が現場で本当に役に立つか、真剣に取り組みたいと思っています」と話した。
これに対し太田大臣は「道の駅は地域のブランド化や情報の発信基地として地域活性化の重要な位置にあり、道の駅を核とした地域活性化を実現するために若い力に大いに期待しています」と述べ、激励した。
学生たちは今後、栃木県茂木町の道の駅もてぎで、接客など就労体験のほか、地元産品を使った商品開発などにも取り組む。