ジャパン・トラベル・ウィークに観光団体トップ意気込み
15/09/15
ジャパン・トラベル・ウィーク(9月24日―10月1日の1週間)の概要説明会が9月1日、東京都内で開かれた。説明会には観光庁、日本政府観光局、日本観光振興協会、日本旅行業協会(JATA)の各団体のトップと、青森県知事らが出席した。
観光庁や観光団体は、「ツーリズムEXPOジャパン2015」(9月24―27日)や「ビジットジャパン・トラベル&MICEマート」(9月25―27日)が同時開催される1週間を、昨年からジャパン・トラベル・ウィークとして両イベントの認知度向上や、国内、海外、訪日旅行の一層の喚起に取り組んでいる。
説明会には今年のツーリズムEXPOジャパンの「プレミアム・デスティネーション・パートナー」となった青森県の三村申吾知事も出席。三村知事は「地域が外貨を獲得するもっとも有効な手段が旅行。(イベント期間中に)地域の魅力を発信したい」と意気込んだ。
また、2016年3月に北海道新幹線・新青森―新函館北斗間が開業することを紹介しながら「函館空港に入る訪日旅行者に東北を回ってもらえる環境ができる。青森と道南をセットで海外に売りたい」と抱負を述べた。
9月25日のツーリズムEXPOジャパンの前夜祭「ジャパンナイト」では、東京都心の魅力を存分に伝えることができるユニークベニューとして、東京駅丸の内エリアの行幸通りなどを会場に青森ねぶたを運行し、海外からのイベント参加者に楽しんでもらう。
JATAの田川博己会長も「世界に向けて都市型MICEを発信したい。ジャパンナイトにはEXPOに参加する海外からの旅行関係者など1700人を招待する」と話し、国際会議開催地としての東京の魅力を伝えることに自信を示した。