「観光立国ショーケース」に3市選定 観光庁
16/02/12
観光庁はこのほど、訪日外国人旅行者の地方誘客のモデルケース地域となる「観光立国ショーケース」に北海道釧路市、石川県金沢市、長崎県長崎市を選定した。
観光立国ショーケースは昨年6月に閣議決定された「日本再興戦略 改訂2015」に基づくもの。訪日客を誘引する観光地域づくりを行い、訪日外国人旅行者の地方誘客を進めるモデルケースの形成を目指す。
ショーケース都市は昨年11―12月に公募。全国から10都市から応募があり、石田東生・筑波大学システム情報系社会工学域教授を座長とする検討委員会が地域の推進体制や来訪者の評価、実現可能性などの観点から審査し、3都市を選定した。
選定都市では今後、日本版DMOの確立、観光資源の磨き上げ、ストレスフリーの環境整備、海外への情報発信といった取り組みに対し、関係省庁が連携して支援。これにより観光立国ショーケースの形成を図る。