若者は旅に出よう 近畿運輸局が京都の高校で「若旅授業」
16/02/19
旅の専門家が講義し若年層の旅行意欲を促す「若旅★授業」。近畿運輸局が初めて主催し2月3日、京都府立城陽高校で行われた。20歳の時に大学を休学し9カ月で世界一周をした西垣良一さんが同校1年生約300人に旅の魅力を語った。
西垣さんは、言葉は障壁ではなく「ボディランゲージでも何でも、折れない心が大事」。楽器を持っていき、その楽器が現地の人と「一瞬で仲良くなれるコミュニケーションツール」などと伝えた。究極の遊びとして世界に飛び出した経験から挑戦心、順応力が身につき現在も役立っているとも語った。
城陽高校の冨山勇樹教諭は「旅は学びがあります。子どもたちの将来につながれば」と話していた。