入国手続き迅速に 成田と関空に初のファーストレーン
16/04/04
国土交通省は3月30日、日本では初となる「ファーストレーン」を成田国際空港と関西国際空港の入国審査場に設置した。訪日外国人のうち国際会議の参加者、重要ビジネス旅客を対象に、迅速な入国手続きを実現する。
ファーストレーンは、空港での入国手続きを迅速化するために入国審査場に設ける専用通路。インバウンドを推進する中で、入国手続きに時間がかかることがネックになっていたことから実現が求められていた。
同省では2013年10月から検討を行い、関係行政機関や航空会社、空港と連携し、今回実現にこぎつけた。今後、国内のほかの主要空港についても設置を検討。成田、関空でも運用状況を見ながら対象範囲の拡大などを検討していくという。