お得に旅して九州を元気に 旅行会社各社が「九州ふっこう割」商品を発売
16/07/01
熊本地震の影響を受けた九州復興を観光で後押しようと設定された、国の九州観光支援交付金を活用した事業「九州ふっこう割」適用商品が7月1日、旅行会社各社から発売された。割安で利用できるとあって旅行者の注目度は高く、夏の九州旅行の需要を押し上げ、観光で九州を元気にする。
「九州ふっこう割」は九州7県に対し、旅行プランの割引費用を助成するための交付金を交付。今回発売された7―9月期は経済効果の即効性が見込み、夏の繁忙期に設定した。割引率は熊本県と大分県については7―9月が平均50%から最大70%まで、10―12月は平均25%から最大50%。そのほかの5県は7―9月が平均20%から最大50%まで、10―12月が平均10%から最大40%まで。
日本旅行は「赤い風船『旅で応援 行こうよ!九州 復興応援キャンペーン』」と銘打ち、7月1日の13時から九州全県の商品をウェブで販売。大分県への専用商品は店頭販売で東日本発が7月4日など各方面発を順次発売する。
阪急交通社も同日10時に発売。まずは由布院や別府など大分県方面への大阪発商品を3コース用意しており、全国発着ツアーも順次用意していく。
ほかにも近畿日本ツーリストやHIS、じゃらんネット、楽天トラベルなど大手旅行会社も発売。JTBやるるぶトラベルは7月上旬以降に発売する予定。