岐阜・神岡町づくりネットワークが金賞 産業観光まちづくり大賞
16/11/17
日本観光振興協会(山口範雄会長)の第10回「産業観光まちづくり大賞」の金賞に、神岡・町づくりネットワーク(岐阜県)が選ばれ、10月27日に同協会が大分県日田市で開いた「全国産業観光フォーラムin日田」で表彰された。
同賞は産業観光を生かした観光まちづくりの優れた事例を表彰するもので、同協会と全国産業観光推進協議会が主催している。
グランプリにあたる金賞を受賞した同ネットワークは、かつて鉱山のまちとしての繁栄を支えた旧神岡鉄道のレールや駅舎、トンネルなどの遺構を生かして体験企画「レールマウンテンバイク」を実施。地域の誇りと歴史を観光素材化させ、継続的に展開している。審査では住民の積極的な事業参加や他地域への参考事例としての影響力などが評価された。
そのほか、経済産業大臣賞にはすみだ地域ブランド推進協議会・墨田区産業観光部産業経済課(東京都)、観光庁長官賞には舞鶴観光協会(京都府)、銀賞には呉市(広島県)、特別賞には八戸市まちづくり文化スポーツ観光部観光課(青森県)、奨励賞には加古川市(兵庫県)がそれぞれ選ばれた。