年末日並び悪く1.6%減の4兆9500億円 10-12月の日本人旅行消費
17/02/17
観光庁がこのほど発表した2016年10―12月期の日本人の旅行・観光消費動向調査結果(速報)によると、国内旅行消費額は前年同期比1.6%減の4兆9518億円だった。例年に比べ、年末の休日の日並びが悪かったことが影響したと考えられる。
国内旅行消費額のうち、宿泊旅行消費額は同4.6%減の3兆7197億円、日帰り旅行消費額は同8.7%増の1兆2321億円。宿泊旅行の旅行者数は同0.6%増の7489万人。日帰り旅行の旅行者数は同2.9%増の7150万人。日帰りの好調が目立つ。
旅行1回あたりの旅行単価は同3.2%減の3万3828円。宿泊旅行が同5.1%減の4万9670円、日帰り旅行は同5.6%増の1万7233円だった。