臨時G20観光大臣会合を開催 コロナ危機で観光業支援や収束後の信頼回復へ宣言
20/04/28
観光庁によると4月24日、臨時G20観光大臣会合がテレビ会合で開かれた。世界的に打撃を与える新型コロナウイルス感染拡大による観光分野の影響や対応、国際的な連携について議論し、「G20観光大臣宣言」を採択した。
日本からは御法川信英国土交通副大臣、和田政宗国土交通大臣政務官が出席。会合では、宣言を踏まえ、観光業の支援や、今年10月のG20観光大臣会合に向け観光の強靱性向上への取り組みをまとめていく方針に。日本としては昨年まとめた「G20北海道倶知安観光大臣宣言附属書2(観光の強靱性向上に関する行動)」に基づき、世界の観光分野の強靱性を高めるために貢献していくことを表明、賛同を得たという。
宣言では、コロナの影響で今後、国際観光客、雇用の大幅な減少が見込まれる状況を鑑み、観光産業、経済回復への支援を強調。観光・旅行従事者への安全・健康の確保、安全な旅行環境の確保により消費者からの信頼の回復を図り、コロナ収束後の“新しい時代”に向け、持続可能な発展を目指すほか、観光の強靱性向上へ産業界と連携していくことなどを記している。
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