「横手まんが」や「一乗谷朝倉氏遺跡」 文化観光推進法、10計画を認定
20/08/17
文部科学省と国土交通省は8月12日、文化施設の活用などによる観光振興で地域活性化につなげる「文化観光推進法」について全国から10計画を認定した。
同法は、5月1日施行の「文化観光拠点施設を中核とした地域における文化観光の推進に関する法律」。全国各地での文化への理解深耕と観光誘客促進と目的にしたもので、今回が初の大臣認定となる。地域の文化資源保存活用施設の設置者らが拠点計画、地域計画を作成、5月29日―6月30日に申請を受け付けていた。認定計画には国や自治体、国立博物館などからのアドバイスや国際観光振興機構による海外へのアピールなどの支援が受けられる。
認定された計画は次の通り。
横手市増田まんが美術館を中核とした地域資産活用地域計画(秋田県)▽群馬県立歴史博物館イノベーション文化観光拠点計画(群馬県)▽天王洲アートシティ創造推進施設(東京都)▽山梨県文化観光推進地域計画(山梨県)▽徳川美術館の文化観光拠点計画(愛知県)▽特別史跡一乗谷朝倉氏遺跡を中核とする地域文化観光推進地域計画(福井県)▽いかす・なら地域計画(奈良県)▽屋根のないミュージアム・堺 地域計画(大阪府)▽大原美術館を中核とした倉敷美観地区の文化・観光推進拠点計画(岡山県)▽阿蘇ジオパークの拠点施設を中核とした文化観光の推進に係る地域計画(熊本県)
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