今だからこそ知ってほしい日本の産品 農水省、「フード・アクション・ニッポンアワード」受賞産品を表彰
農林水産省は1月26日、東京都港区のSTAR RISE TOWER「Studio Earth」で、全国の優れた産品を発掘・表彰する「フード・アクション・ニッポンアワード2020」の表彰式を開いた。受賞10産品や「味の匠応援プロジェクト」選出の3グループなどに対し、オンラインで表彰を行った。
アワードは今回で12回目。国産農林水産物の消費拡大を目的に実施しているもので、今年度は「日本の魅力ある産品を、今だからこそ知ってほしい」をテーマに開催した。全国から1019産品が応募し、1次審査で入賞100産品を選定。そのなかから受賞10産品を選び、表彰式当日は温リンで各地と結び実施した。
受賞したのは、ヤマヤ醤油有限会社(静岡県)「発酵旨味オイル」▽新湊かまぼこ(富山県)「かまぼこチップス」▽猫島商店(広島県)「レモン胡椒」▽MightyKonjac こんにゃく工房 迦しょう(群馬県)「てんぐの玉手箱」▽十勝清水町農業協同組合(北海道)「とかリット(にんにく旨塩)」▽マウントスマイル(山形県)「酒田の塩 浅漬けの素」▽フタバ(新潟県)「UMAMIだし 野菜」▽後藤製菓(大分県)「ジンジャーパウダー」▽HellCompany(大分県)「ゴロゴロドン丼」▽山田屋水産(静岡県)「おひさまだい だいだい胡椒」。
また、特別賞の「REACH STOCK が選ぶ一次生産物」は、東御こもだ果樹園 (長野県)「皮ごと食べる3色ぶどうギフトセット」▽千葉農園 (宮城県)「余目曲がりネギ」▽馬場園芸 (岩手県)「白い果実フローズン」。「FAN バサダー芸人が選ぶ3産品」は、鹿児島県立鶴翔高等学校 (鹿児島県)「旨鹿醤」▽ノフレ食品(北海道)「やみつきニシン」▽アビアス京都(京都府)「京都が育んだキノコの濃熟ポタージュ」がそれぞれ選ばれた。
「味の匠応援プロジェクト」はコロナ禍の影響を受ける地域と料理人のチームが地域の食材を活用した新たなメニュー・商品を開発するコンテスト。45グループが応募し、3グループが選出された。
選定グループとメニューは、Zen Resorts(長野県・岐阜県)・鳥羽磯部漁業協同組合(三重県)「海と森のマリアージュ―絆」▽ノースコーポレーション・さいたまヨーロッパ野菜研究会・FENNEL(埼玉県)「規格外さいたまヨーロッパ野菜を使った、季節のミネストローネベース」(春・夏・秋・冬)▽ドゥークー・七福醸造・杉浦味淋(愛知県)「碧醸造2代目」。
- 観光危機管理への理解を深耕 観光庁、12月19日にオンラインセミナー(24/11/23)
- フィレンツェで初のG7観光大臣会合 持続可能性確保やAI活用でコミュニケ採択(24/11/22)
- 観光庁、「観光DX推進に関するマーケティング強化モデル調査事業」15件を採択(24/11/07)
- 大賞は能登編集部(石川県)「地産地消文化情報誌『能登』」 「日本地域コンテンツ大賞」各賞を発表(24/11/03)
- 地域事業者と観光客一体とでつながるDXへの挑戦 石川県観光連盟と日観振中部、11月22日に金沢市でセミナー/石川(24/10/29)