”稼ぐ観光”の旗振り役「観光地域づくりマネージャー」募る/福井県観光連盟
公益社団法人福井県観光連盟が4月20日から「観光地域づくりマネージャー」の募集をはじめた。2024年春の北陸新幹線福井・敦賀開業などに向け、地域の観光を担う民間プレイヤーの発掘と支援、観光資源の掘り起しや磨き上げの役割を果たし、観光で“稼ぐ”地域づくりを推進する旗振り役を求めている。募集期間は5月17日まで。
観光地域づくりマネージャーは、同連盟が今年3月末に観光庁の「地域連携DMO」に登録されたことを契機に新たに設けた。観光地経営の視点から地域経済の活性化を推進していくことが目的で、これまでのビジネス経験による見識を生かし、新たな地域観光ビジネスの立ち上げに必要となる知識や経験、人脈をもとに民間プレイヤーの発掘、支援などに取り組むことを見込む。
具体的には、連盟内の観光地域づくり推進事業部と観光ネットワーク推進事業部を統括し(1)稼ぐ地域づくりの担い手となる「民間プレイヤーへの支援」(2)北陸新幹線開業に向けた新たなコンテンツ開発など「観光資源の発掘と磨き上げ」(3)マーケティング施策の検討(4)市町、観光協会などとの連携―が業務内容となっている。
任用期間は年度更新で、最長5年程度。給料は年額1千―1500万円で経験等に応じて設定する。各種手当、社会保険、休日および休暇等は福井県観光連盟嘱託職員就業規定に基づく。
応募および詳細は、転職サイトのビズリーチから(無料の会員登録が必要)。ビズリーチ上の職務履歴書で審査し、一次面接は5月中旬、最終面接は5月29日または30日に福井市内の同連盟内で実施する予定。採用予定数は1人。
福井県観光連盟では「地域振興や観光振興への意欲・関心が強く、観光業界に限らず様々な業界のネットワークを持つ方」で、「既存の観光行政の考え方に捉われない柔軟な発想と斬新なアイデア、ノウハウを提案いただける方」「自ら地域コミュニティに入り、様々な方と交わり、汗をかくことを厭わない方であり、事業をゼロから作っていくことが好きで、かつ実行できる方」とし、応募を呼びかけている。
ビズリーチのURLは、https://www.bizreach.jp/