「城泊・寺泊」を観光コンテンツとして磨き上げ 観光庁、補助事業の公募開始
21/05/24
観光庁は5月24日、城や社寺を宿泊施設として活用する「城泊」「寺泊」の観光資源化を支援する「観光振興事業費補助金(城泊・寺泊による歴史的資源の活用事業)」の公募を始めた。国内外からの観光客に向け、地域資源である城と社寺を「使う文化財」として上質な観光コンテンツとして磨き、地域活性化につなげる。
対象事業者は、観光地域づくり法人、地方公共団体や民間事業者などでつくる地域協議会、民間事業者で、すでに城泊・寺泊への取り組みが進められていることなどが条件。インバウンドや知的好奇心の高い層向けにリフォームなど滞在環境を整備する事業や、体験コンテンツの造成、多言語化、モニターツアーの実施などについて経費を一部補助する。
補助率は、城泊・寺泊ともに2分の1で、800万円が上限。
応募締め切りは7月5日17時までに観光庁必着。
詳しくはhttps://www.mlit.go.jp/kankocho/page05_000150.htmlへ。

城も有用な宿泊コンテンツに(写真は長崎県・平戸城)
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