旅行市場に動き戻り19年比26・3%減の4兆4190億円 4―6月期の日本人旅行消費
22/08/18
観光庁が8月17日に発表した4―6月期の日本人の旅行・観光消費動向調査結果(速報)によると、国内旅行消費額はコロナ前の2019年同期比で26・3%減の4兆4190億円だった。前年同期比では138・1%増。変わらずコロナ禍は続くものの行動制限のない状況で、旅行市場に動きが戻ってきた。
国内旅行消費額のうち、宿泊旅行消費額は19年同期比24・5%減、前年同期比173・1%増の3兆4364億円。日帰り旅行消費額は19年同期比31・8%減、前年同期比64・5%増の9827億円。
国内延べ旅行者数は19年同期比28・6%減、前年同期比89・3%増の1億1722万人。旅行者数の内訳は宿泊旅行が19年同期比25・9%減、前年同期比111・6%増の6198万人、日帰り旅行が19年同期比31・4%減、前年同期比69・3%増の5524万人。
旅行1回あたりの旅行単価は19年同期比3・2%増、前年同期比25・8%増の3万7697円。宿泊旅行が19年同期比1・8%増、前年同期比29・1%増の5万5442円、日帰り旅行は19年同期比0・7%減、前年同期比2・8%減の1万7788円だった。
観光行政 の新着記事