ワーケーション自治体協議会、日観振らと共催で今年も「コレクティブインパクト」 10―11月、全国6地域で研修ツアー
ワーケーションを通しての地域活性化に取り組むワーケーション自治体協議会(WAJ、仁坂吉伸会長=和歌山県知事)は10―11月、官民参加型地域活性化アイデアソン「ワーケーション・コレクティブインパクト(WCI)」を実施する。昨年度に続いて行うもので、各地でワーケーションツアーを実施、視察や意見交換を通してワーケーションへの理解の深耕、自地域へのヒントにつなげてもらう。
WCIは、日本観光振興協会、日本経済団体連合会、日本テレワーク協会と共催。全国6地域でツアーを実施し、国家公務員や地方自治体、企業などから参加を募る。2泊3日―3泊4日のツアーで、施設の視察や地元事業者や有識者の講義、意見交換、グループディスカッションを行う。
開催地と日程、テーマは次の通り。
北海道=10月18―21日・「北海道からニューノーマルな働き方と関係人口の創出・拡大を考える―北海道で『つながる、感じる。生まれる。』」
長野県=11月6―9、9―12日・「スクラムまちづくり―信州まるかじりワーケーション」
福井県=10月5―7日・「持続可能なものづくりのまちを目指して」
和歌山県=11月21―23日・「和歌山から発信するCX(コーポレート・トランスフォーメーション)」
鳥取県=11月16―18日・「Web3・0時代のデジタル関係人口の創出」
宮崎県日向市=11月15―18日・「リラックスタウン日向で考えるサステナブルな地方都市経営―海・山・人でつながる地方創生」
9月29日には参加者募集に向けたオンライン説明会を開催。概要説明や開催各地からのツアー紹介などを行う。
説明会参加の申し込みはhttps://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_eP6fH8qaSIavVBy81tqJoQから。
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