観光庁「地域一体となった観光地・観光産業の再生・高付加価値化」1期53地域を採択
観光庁は5月30日、観光事業を核とした地域再生を支援する「地域一体となった観光地・観光産業の再生・高付加価値化」の1期公募申請分の地域計画53地域を採択した。
事業は予算総額額1500億円の大規模な観光地再生支援策。温泉地の廃屋の撤去や宿泊施設の大規模改修、土産物店や飲食店、公的施設の観光目的の改修、地域DXの構築などにかかる費用が対象で、補助の上限は1案件1億円、補助率は費用の2分の1、もしくは3分の2まで認めるケースもある。
今回の1期分は3月13日―4月13日に公募していた。観光地再生の専門家派遣の伴奏支援で計画策定を進めた。2期は6月1―30日に公募する。
採択された団体は次の通り。
美瑛町宿泊・観光事業者連携協議会▽岩手県花巻市▽DMC蔵王温泉ツーリズムコミッティ▽山形県上山市▽福島市観光コンベンション協会▽ましこラボ▽群馬県川場村▽群馬県渋川市▽鴨川観光プラットフォーム▽東京都神津島村▽真鶴町商工会青年部▽神奈川県湯河原町▽富山県魚津市▽加賀市観光交流機構▽野沢温泉観光協会▽福井県あわら市▽下呂温泉観光協会▽伊豆市産業振興協議会(修善寺・中伊豆エリア)▽伊豆市産業振興協議会(天城湯ヶ島・土肥温泉エリア)▽西伊豆町観光協会▽犬山市観光協会▽三重県名張市▽三重県伊勢市▽三重県鳥羽市▽三重県志摩市▽伊勢志摩観光コンベンション機構【面的DX化の計画】▽京都府宮津市▽兵庫県豊岡市▽豊岡観光イノベーション【面的DX化の計画】▽和歌山県和歌山市▽鳥取中部観光推進機構▽隠岐ジオパーク推進機構▽島根県浜田市▽島根県津和野町▽岡山県倉敷市▽広島県廿日市市▽イーストとくしま観光推進機構(鳴門PJ)▽琴平町観光活性化協議会▽瀬戸内・小豆島歓光推進機構【面的DX化の計画】▽高知県土佐清水市▽宗像観光協会▽筑後川中流域(朝倉・うきは)高付加価値事業推進協議会▽佐賀県嬉野市▽長崎県雲仙市▽熊本県阿蘇市▽みなみあそ観光局▽大分県別府市▽由布市まちづくり観光局▽鹿児島県出水市▽Reデザインきりしま▽鹿屋スポーツ観光協議会▽北谷ツーリズムデザインラボ▽宮古島観光協会