北海道立総合博物館や愛媛県美術館など6件を大臣認定 「文化観光推進法」拠点計画
23/09/12
観光庁は9月1日、美術館や社寺・城郭など地域の文化施設を中核に地域の観光を振興する「文化観光推進法」(文化観光拠点施設を中核とした地域における文化観光の推進に関する法律)に基づく拠点計画6件を大臣認定した。これまでに認定されたのは拠点計画35件、地域計画16件の合計51件となった。
今回認定された計画の文化観光拠点施設と実施地域は、北海道立総合博物館(北海道札幌市・江別市)▽石ノ森萬画館(宮城県石巻市)▽江之浦測候所(神奈川県小田原市)▽立山博物館(富山県立山町)▽陶の郷(兵庫県丹波篠山市)▽愛媛県美術館(愛媛県松山市)。
文化観光推進法は博物館や美術館、社寺・城郭など「文化観光拠点施設」を中心に、地域における文化観光を推進するもの。文化資源保存活用施設の設置者らが作成する拠点計画、地域計画を主務大臣である文部科学大臣、国土交通大臣が認定し、国や地方自治体、国立博物館などからの助言や国際観光振興機構による海外宣伝、国などが所有する文化観光拠点施設での公開協力などの支援を行う。
今回は6月19―21日に申請を受け付け。有識者委員会による審査を経て認定した。
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