日台の緊密な連携と持続可能な観光の実現 日台観光推進協議会、「日台観光サミットin愛知」を開催
23/09/25
日本観光振興協会と日本旅行業協会らでつくる日台観光推進協議会(山西健一郎会長=日観振会長)は9月8日、愛知県名古屋市の名古屋観光ホテルで台日観光推進協議会(台湾)と「日台観光サミットin愛知」を開いた。持続可能な観光と双方向交流の発展に向けて意見を交換し、「愛知宣言」に合意した。
サミットには、日本側からは山西会長のほか、本保芳明・観光庁参与、大村秀章・愛知県知事、髙橋広行・日本旅行業協会会長ら、台湾側からは葉菊蘭・台日観光推進協議会会長・台湾観光協会会長ら総勢210人が出席。「日台の緊密な連携と持続可能な観光の実現」をテーマに議論し、持続可能性を念頭に置いて2025年の相互交流人口を19年水準の700万人に戻すことを目標に、緊密な連携・協力を図ることで一致した。
合意した愛知宣言は、環境保全を前提とした輸送能力の早期回復▽人手不足や人材育成などの課題への協力▽質的向上による観光消費額の拡大▽需要の分散によるオーバーツーリズムへの配慮などを軸にまとめた。
次回は24年に台湾・高雄市で開催する予定。
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