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箱根が5連覇達成 じゃらん人気温泉地ランキング2011(1)

リクルート旅行カンパニーじゃらんリサーチセンター(沢登次彦センター長)がこのほどまとめた人気温泉地ランキング2011で「もう一度行ってみたい温泉地」の1位は、5年連続で神奈川県・箱根温泉だった。2位は大分県・由布院温泉、3位は群馬県・草津温泉が続き、トップ3は昨年と変わらない顔ぶれとなった。

2位由布院、3位草津 情緒的価値に評価

選ばれた理由を見ると上位3温泉地の共通点は「街の雰囲気が好き」「自然に囲まれている」など情緒的価値が例年同様に高評価。加えて箱根は「交通の便が良い」、草津は「温泉の効能や泉質」を好む人が多い。

4位の北海道・登別温泉も昨年と同順位で、トップ10に大きな変動はなかった。50位までで目立ったところでは、19位北海道・層雲峡温泉や26位佐賀県・嬉野温泉などが大きく順位を伸ばし、41位石川県・山中温泉と46位栃木県・日光湯元温泉、50位山形県・銀山温泉が新たにランクインした。

性別では男性が箱根、草津、由布院の順に並び、ベスト10では9位に岐阜県・奥飛騨温泉がランク。女性のベスト10は全体ランクとほぼ変わりない結果を示した。

年代別では、20―50代まで1位は箱根。60代は草津が箱根を抜いてトップに立った。20、30、60代でランク入りした愛媛県・道後温泉、60代で5位に入った秋田県の乳頭温泉郷・田沢湖温泉が特徴的。

居住地別では、北海道が登別、東北が花巻、関東・甲信越が箱根、東海が下呂、北陸・関西が城崎、九州・沖縄が由布院と近隣の温泉地を選ぶ傾向が強い中、由布院は中・四国で1位、北陸・関西で3位、関東・甲信越で4位、東海で5位になるなど全国的な人気がうかがえる。

"あこがれ"は由布院 じゃらん人気温泉地ランキング2011(2)に続く

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