龍神火まつりや花火ミュージカル 下呂温泉まつりに6万人の人出/岐阜
11/08/24
下呂温泉の夏を彩る「下呂温泉まつり」が8月1―3日に行われ、3日間で6万人の人出で賑わった。
1日には地元に伝わる「椀(わん)貸せ渕」伝説に基づいた「龍神火まつり」が温泉街一帯で繰り広げられた。5頭の龍を掲げた若者らが爆竹やドラの音が鳴り響くなか、勇壮に駆け回った。約2千発の特殊煙火「花火ミュージカル龍神編」も行われ、龍神火まつり独特の龍神太鼓が演奏されるなか、観客は花火を楽しんでいた。
また2日には女性30人が担ぐ「湯の華みこし」パレードのほか、下呂おどり、民謡ながしも行われた。
最終日の3日には温泉の恵みに感謝し下呂温泉の発展を願う「温泉感謝祭」も開かれ、下呂駅から温泉寺までの参進行列や、献湯式、下呂小唄の奉納を実施。感謝祭の中では今年初めて下呂温泉を「日本三名泉」として紹介した林羅山を顕彰する「林羅山祭」も開催した。夜には1万3千発の花火が夜空を彩る「下呂温泉花火ミュージカル夏公演」で盛り上がった。