下呂温泉で温泉感謝祭と花火ミュージカル 4日間で6万人の人出/岐阜
12/08/28
岐阜県・下呂温泉で恒例の下呂温泉まつりが8月1―4日に行われた。3日には温泉感謝祭が開かれ、草津・有馬・下呂を「三名泉」と称した万里集九や林羅山などの衣装を身に包んだ人たちの参進行列が下呂駅から温泉寺まで約1時間かけて行われた。続いて温泉寺で献湯式、芸妓による下呂小唄の奉納を行い、下呂温泉への感謝と発展を願った。
夜には1万3千発の花火が夜空を彩る「下呂温泉花火ミュージカル夏公演」で盛り上がった。温泉花火ミュージカルは、毎回テーマを決め音楽に合わせて花火を打ち上げるもので、下呂温泉の名物イベントとして定着。盆地状の温泉街に迫る山が反響板となり、迫力ある花火と音響が楽しめるとあって評判を呼んでいる。今回は、ちょうどロンドン五輪の開催と重なったことから、五輪のイメージを音と花火で再現した。
温泉まつりは、1日に5頭の龍が爆竹やドラの音が鳴り響くなか勇壮に駆け回る龍神火まつり、2日には女性が担ぐ「湯の華みこし」パレードや下呂おどりや民謡ながし、4日は歌塚歌謡祭が行われた。
4日間で6万4千人の人出で賑わった。