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湯原の夏の風物詩「はんざき祭り」で賑わう/岡山

岡山県・湯原温泉で8月7―8日に「はんざき祭り」が開かれ、2日間で約5千人が参加した。はんざきとはオオサンショウウオのことで、湯原温泉に伝わるはんざき伝説にちなんで開かれている。今回で51回目で、同温泉の夏の風物詩になっている。

7日は商工会青年部や女性部らによる夜店に混じって、今年は岡山商科大学の学生も参加し、夜店を出店した。学生たちは翌8日の本祭りでも、道中ばやしの演奏のなか地元住民らと張子のはんざき(長さ5.5メートル、高さ3.5メートル)の山車をひき温泉街を練り歩いた。

地元の若者の有志が昨年の50回を記念して制作した全長10メートルの「ハンザキねぶた」が登場すると、湯原ダムから1200発の花火が打ち上がり、参加者を喜ばせた。

また昨年から、よしもと興業の「住みます芸人」で湯原温泉お笑い芸人番頭の江西あきよしさんもはんざきの山車をひいたり、イベント会場で司会を行うなど祭りを盛り上げていた。

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