下呂温泉の秋の風物詩・例祭と謝肉祭が盛大に
12/11/12
岐阜県・下呂温泉でこのほど、「下呂温泉神社例祭」「下呂温泉謝肉祭2012秋~飛騨牛豪快焼&秋の味覚満喫フェア」が盛大に行われた。例祭、謝肉祭とも下呂温泉の秋の観光シーズンを盛り上げる風物詩として定着してきた。
例祭は入浴客の健康と温泉が限りなく湧き出ることを祈念する行事。ほら貝を吹き鳴らす山伏を先頭に手古舞、鷺の舞などの衣装に身を包んだ80人がJR下呂駅から下呂大橋を渡り、白鷺橋近くの温泉神社までの1.5キロを練り歩いた。
行列は毎年新たな衣装が作られ華やかになっており、昨年は「烏天狗」「旅装束」「林羅山」、今年は「万里集九とお供」が新調された。
神事のあとは白鷺橋で白鷺の舞や獅子舞などが奉納され、紅白だんごやお菓子、宿泊補助券を配布する「せんごまき」が行われた。
謝肉祭は、幸田河川敷で開催。目玉となる飛騨牛の豪快焼、飛騨産コシヒカリ、キノコ汁が付いた「飛騨牛セット」には開始前から多くの人が列をつくり、最終的には5千人の来場者を数える盛況ぶりだった。
来場者は、地元女性太鼓グループ「御前太鼓華響」による太鼓パフォーマンスや、名古屋と近郊の青少年で構成するビッグバンド「フリーヒルズ・ジャズオーケストラ」の演奏、地元食材のバザーや特設足湯、移動動物園を楽しんだ。