宿泊客数100万人実現へ活動 山代温泉観光協会が総会/石川
13/07/30
石川県・山代温泉観光協会(萬谷正幸会長=瑠璃光)は7月5日、通常総会を開いた。2014年度に開業を控えた北陸新幹線で、宿泊客数が100万人になるよう誘客活動を展開していくことを決めた。インバウンドに関しても現在の8万人から倍増させる計画だ。
萬谷会長は「昨年、山代温泉の宿泊客は80万人を切った。しかし昨年9月にホテル百万石が営業を停止したことを差し引くと前年並みの数字で推移している」と報告。今年取り組んでいるスイーツめぐりやほろ酔いナイトクーポンは宿泊客の評判がよく、中期経営計画のひとつ「歩いて楽しい湯の町」づくりが進んでいることを強調した。
昨年度事業で白山スーパー林道片道無料キャンペーンには2662台、山代大田楽には6500人の参加があったことが報告された。
総会後の講演会では西武文理大学教授の松坂健さんが「北陸新幹線開業を控えて 山代温泉の攻めの活性化策へ」を演題に講演した。