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恒例の下呂温泉まつり 直会を醫王閣で初実施/岐阜

岐阜県下呂温泉で8月1―4日まで恒例の「下呂温泉まつり」が開かれ、3日には温泉感謝祭の参進行列が行われた。

温泉感謝祭は自然の恵みである温泉と、室町時代の詩僧・万里集九、江戸時代の儒学者で草津と有馬、下呂温泉を日本三名泉として紹介した林羅山を恩人として感謝する祭り。

参進行列はJR下呂駅から白鷺橋を経て温泉寺まで、芸妓や林羅山、山伏、白鷺の衣装を身にまとった下呂温泉の関係者が練り歩き、温泉寺では献湯、献茶、芸妓の踊りが披露された。

下呂温泉まつり

参進行列に参加した皆さん

祭事が終わったのち供え物を下げて酒食する直会(なおらい)は、温泉寺の醫王閣で初めて行われた。醫王閣は水明館の先代である故・瀧行雄さんが寄付したものだが、近年は使われていなかった。今回の直会ではぜひ同施設を使いたいと下呂温泉旅館協同組合が発案し、組合員が中心となって修理と清掃を行ってのお披露目となった。

同温泉まつりは1日に5頭の龍みこしと椀みこしが爆竹が鳴り響く中勇壮に駆け巡る龍神火まつり、3日には花火と音楽を楽しむ下呂温泉花火ミュージカル夏公演、4日には歌塚歌謡祭が開かれて期間中、6万4500人で賑わった。

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