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宿泊客120万人復活目指す 下呂温泉/岐阜

岐阜県の下呂温泉が年間宿泊客数120万人復活を期している。1月18日、山形屋で開いた下呂温泉旅館協同組合の新年総会で、同組合の瀧多賀男理事長(水明館)が明言した。

下呂温泉はここ数年100万人台を維持し続けているが、かつて120万人が宿泊していた時期もあった。

瀧理事長は「120万人に来ていただくためには女性の一人旅など個人客に満足いただく宿づくり、地域づくりが大事だ。団体の時代ではない。客室稼働に重点を置いた取り組みを行い、地域の伝統文化をしっかりと情報発信していけば120万人のお客様にお越しいただける温泉地になるのは間違いない。当面の目標は宿泊客120万人を復活させることにしたい」。

特に、まちづくりについては「来てよかったと満足を与えられる町でないと取り残される。地域の人たちと一緒になったまちづくりが必要」と訴えた。また、観光経済新聞社が実施している「第29回にっぽんの温泉100選」で前回に続いて3位に入ったことを報告、まちづくりの成果の一つとして出席者全員で喜び合った。

飛騨県事務所長の小野精三所長は「今年も宿泊客が100万人をゆうに突破されることを期待している。これからも信頼される下呂温泉を皆さんの力で構築してほしい」とエールを送った。

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