今一度関西から誘客を強化 山代温泉観光協会/石川
16/09/30
石川県加賀市の山代温泉観光協会(萬谷正幸会長)はこのほど、大阪市北区の第一ホテルで観光情報説明会を開いた。旅行会社や報道機関が出席した。
萬谷会長は「昨年、北陸新幹線の効果で北陸、山代温泉ともに潤った1年だった。首都圏の予約が早いため関西のお客様には宿泊が取れないなどご迷惑をかける結果になった」と報告。
今年については「好調に推移してはいるが、昨年のような勢いはなく、落ち着いた状況になっている。いつまでも首都圏のお客様ばかりが続くとは思えないので、今年は関西からのお客様にお越しいただきたい」と、古総湯や町並みが整っている山代温泉への送客を依頼した。
また6年後の2022年には北陸新幹線が敦賀に延伸し、加賀温泉駅が開業することを紹介。開業までに山代温泉の新たな魅力づくり、加賀市のブランド強化を図ることを発表した。
山代温泉旅館協同組合の新滝英樹理事長は「個人、グループ、団体といったあらゆる客層に対応できるのが山代温泉の強み」であると強調した。