ラクダもチェック 夏休み海外旅行前に
19/08/07
夏休み帰りの6日早朝、成田国際空港に着陸が近づくと、機内では検疫についての注意喚起がタイ語、英語、日本語で複数回繰り返された。
コンゴ民主共和国渡航者はエボラ出血熱、アジアへの旅行者には鳥インフルエンザ感染への注意喚起で、家畜に触れた人は検疫所に相談するようにと。
空港に着き検疫所を通りかかると、今度はラクダの等身大ほどのパネルがあって、「ラクダに触った人は検疫所へ」の案内が。ラクダってなんの感染症だろうと思いつつ、そのまま入国審査、税関を経て空港を出た。
ラクダとの接触については、サウジアラビアやアラブ首長国連邦など中東への旅行者への呼びかけだったと、あとで調べた。同地域では、中東呼吸器症候群(MERS)が発生していて、砂漠ツアーなどでラクダに乗ったり、触ったりしても、MERS感染の危険があるそうだ。一般的な衛生対策としては、手洗いが推奨されている。
今週末からは、日本からの海外旅行がピークを迎える。
海外での感染症情報は、厚生省検疫所のHPで、
海外の危険エリア等の情報は外務省のHPで確認できる。
海外旅行の前に見ておこう。
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