19年お盆旅行動向 Relux調べ、人気1位「東京」上昇1位「北海道」
ホテル・旅館の宿泊予約サービス「Relux(リラックス)」を運営するLoco Partnersは27日、カスタマーの旅行動向や人気の宿泊施設の傾向を調査する機関「Reluxトラベルラボ」から、「2019年お盆 旅行動向調査」を発表した。人気のエリア第1位に「東京都」を選出した。旅行シーズンの一つである「お盆」にスポットライトを当て、旅行動向を傾向を示した。
2019年お盆 旅行動向調査 結果 概要
2019年お盆、人気のエリア第1位は「東京都」、人気上昇エリア第1位は「北海道」
お盆の人気エリア第1位は「東京都」に。日本の中心地として話題の新スポットや観光スポットが集中していることや、夏限定の多くのイベントが開催されていることで人気となった。また、「北海道」は
人気エリア第4位にランクインしていることに加え、人気上昇エリア第1位となった。夏の北海道は鮮やかな緑が美しく、雄大な自然や食、スケールの大きな立地を活かしたアクティビティなどが満喫できるエリアとして人気を集めた。
予約は2ヵ月、1ヵ月前が最も多い、ひとり旅は直前予約も増加
宿泊日から2ヵ月前、1ヵ月前の予約が多い結果となった。また、2 人 以上の予約に比べ、1 人の予約は3日以内の直前予約も多い傾向にある。Reluxのアプリも当日予約に対応しており、同伴者に気を使わず、1 人 でも気軽に直前に予約できることも背景の一つにあると考えられる。
インバウンドの宿泊予算が110%上昇
インバウンドの宿泊予約単価は、2018年の75,662円に対し2019年は83,347円となり、前年比で110%増加している。近年、インバウンド 旅行者のリピーターが増えており、観光庁の調査でも訪日回数が多いリピーターほど旅行消費額が高い傾向にある。
観光庁「平成29年訪日外国人消費動向調査(2017/3/20 発表)」 http://www.mlit.go.jp/common/001226295.pdf
2019年お盆 人気エリア
2019年8月10日から2019年8月18日までの予約件数をもとにした、人気エリアランキング。Reluxが紹介する47都道府県から、上位5都道府県を選出している。
1位は東京都、2位は神奈川県、3位は静岡県、4位は北海道、5位は大阪府
2019年お盆 人気上昇エリア
2019年8月10日から2019年8月18日までの予約件数をもとに前年同時期比で算出した、 夏休み人気上昇エリアのランキング。Reluxが紹介する47都道府県から、上位5都道府県を選出している。
2019年お盆 リードタイム
2019年8月10日から2019年8月18日までの予約件数をもとにした、 リードタイムごとのシェア率。※期間中の予約数を100%としてシェアを表示。
2019年お盆 グループサイズ
2019年8月10日から2019年8月18日までの予約件数をもとにした、 グループサイズごとのシェア率。※期間中の予約数を100%としてシェアを表示。
集計方法:Reluxの国内カスタマーの予約数を集計
宿泊期間:2019年8月10日〜2019年8月18日
集計日:2019年8月19日
2019年お盆 宿泊予算
2019年8月10日から2019年8月18日までの2人以上の予約金額をもとに前年同時期比で算出した、エリア別の宿泊予算。※インバウンドは、中国、韓国、台湾・香港、英語圏の予約金額の合計をもとにした宿泊予算。
集計方法:Reluxの国内・インバウンドカスタマーの予約数、予約金額 から集計
宿泊期間:2019年8月10日〜2019年8月18日
集計日:2019年8月19日
「都市部の人気は変わらず高いが、自然を求める客も増えている」と関係者は分析している。
Relux : https://rlx.jp
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