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「自殺予防いのちの電話」告知カード配布 日本いのち電話連盟とJR東日本、一部駅頭で実施

19/09/04

日本いのちの電話連盟とJR東日本は、「自殺予防いのちの電話」の告知活動を実施している。日本いのちの電話連盟は自殺予防を目的に電話相談を受け付けており、特に毎月10日は自殺予防のためにフリーダイヤル「自殺予防いのちの電話」での受付を行っている。告知カードを配布するなどし、周知をし、命を守る活動に取り組む。

「自殺予防いのちの電話」告知カード

JR東日本の一部の駅頭で告知

JR東日本は、この取組みに賛同して1999年度から駅頭での告知活動を行っている。今年は9月10日の世界自殺予防デーにあわせて、一部の駅頭で「自殺予防いのちの電話」フリーダイヤルの告知活動を行う。

「自殺予防いのちの電話」の告知活動概要

1. 活動内容

「自殺予防いのちの電話」フリーダイヤル告知カードの駅頭配布 ※参考 フリーダイヤル設置期間
毎月 10 日(午前 8 時~翌日午前 8 時まで)
ただし、9 月は上記のほか 20 日、30 日(午後 4 時~午後 12 時)に実施 電話番号 0120-783-556

2. 実施箇所及び実施日時

実施箇所及び実施日時

3. 配布部数

各箇所 1,000 枚~3,000 枚

厚生労働省補助事業 「自殺予防いのちの電話」について

1. 目的

「いのちの電話」は 1971 年より市民による電話相談活動を行ってきた。その目的は精
神的危機に直面し、援助と励ましを求めている人々と、主に電話という手段で対話し、 再び希望をもって生活できるよう援助することである。2001 年から自殺防止対策事業と して、厚生労働省補助事業がスタートした。毎月 1 回、フリーダイヤルで全国のセンタ ーを結び厚生労働省補助事業「自殺予防いのちの電話」を受けている。通常電話は電話 代が自己負担になるが、フリーダイヤルによって、よりかけやすく、幅広い人々からの 電話を受信することを目的としている。

2.業務概況

日本では、いのちの電話は 1971 年に東京で開始され、1977 年には日本いのちの電話連
盟が結成された。その後、全国的に拡大し、2019 年6月現在、50 センター、約 6,100 人 の相談員が活動をしている。この全国のセンター間を毎月 10 日午前 8 時から、翌午前 8 時までフリーダイヤルでつなぎ 24 時間の通話を受けている。
2018 年 1 月~12 月の全国でのフリーダイヤル相談受信件数は以下のとおり。 28,593件(男性15,554件 女性13,039件) うち自殺傾向は6,459件(男性3,192件 女性3,267件)で全体の22,6% *通常電話も含めた「いのちの電話」全体の相談実績は以下の 5 を参照。

3.組織(2019 年9月 10 日時点)

日本いのちの電話連盟 加盟団体:43 都道府県の 51 センター

現在未設置県 富山県、石川県、福井県、徳島県の4県

4.相談体制(2019 年 6 月現在)

相談員数(ボランティア):約 6,100 人
電話相談を年中無休 24 時間体制で実施しているセンター:23 センター

5.相談実績

相談実績

2018 年 1 月~12 月(含、通常電話、フリーダイヤル相談電話)

「自殺予防いのちの電話」告知カードの配布

「いのちの電話」告知カード(ポケットティッシュと共に配布)について 「自殺予防いのちの電話」は、悩み苦しんでいる人の“こころ”が和らぎ、希望と勇気をも って再び生きていかれることを願い開設。各エリアにおける相談センターの電話番号が記載されたカードを配布する。

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