日本とイタリアの農泊、農村観光を語るウェビナー12月18日開催/日本ファームステイ協会、参加者募る
一般社団法人日本ファームステイ協会(平井伸治会長理事=鳥取県知事)は12月18日(金)、日伊国際農泊シンポジウムをオンラインで開催する。まち全体をホテルに見立てて宿泊機能を分散する「アルベルゴ・ディフーゾ」の提唱者、イタリアのジャン・カルロ・ダッラーラさんを迎え、コロナ禍における日伊農泊の現状と今後の展望を探る。アルベルゴ・ディフーゾおよび農泊による地域活性化に関心のある人に参加を呼び掛けている。
シンポジウムは、ダッラーラさんの講演と民泊の有識者らによるパネルディスカッションを行う。
講演は、コロナ禍におけるイタリアの農村観光、アルベルゴ・ディフーゾの現状と、アルベルゴ・ディフーゾの発展形コンセプト「オスピタリタ・ディフーサ」をダッラーラさんがイタリアからオンラインで紹介する。
パネルディスカッションは、東洋大学の青木辰司名誉教授がモデレーターを務め、日本ファームステイ協会の上山康博代表理事のほか農林水産省、観光団体、鉄道、航空の専門家らで
日本の農村観光をテーマに話し合う。特に、コロナ禍を機に日本でも定着しつつあるワーケーションをはじめとした新たな農泊需要など今後の農村観光、農泊について展望する。
また、上山代表理事が地域の農泊の動向について情報提供する。
シンポジウムは、12月18日の16時30分から。「Zoom」ウェビナーで行い16時から接続を開始する。日本ファームステイ協会では協会正会員のほか、アルベルゴ・ディフーゾおよび農泊による地域活性化に関心のある自治体、事業者、研究者らに参加を呼びかけている。参加費は無料で、定員は300人程度としている。
参加申し込みURLは、https://jiji.smartseminar.jp/public/application/add/1733
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